
今回は愛媛県新居浜市にある本格中華「媛山房(ひめさんぼう)」をご紹介です。
幹線道路からちょっとだけ入り込んだ場所にある民家風の建物がお店になっています。
完全予約制で、お料理はコースのみ。ランチとディナーの営業をされています。
見ていただければわかるように町の中華屋さんとは一味違う本格中華のお店です。
「媛山房」について
🔶「媛山房(ひめさんぼう)」 愛媛県新居浜市土橋2-17-2 TEL:0897-41-2002
⚫︎木曜定休 ⚫︎最大22人までOK
⚫︎ランチ 11:30〜 3000円、4000円の2コース
⚫︎ディナー17:30〜 7000円、8500円、10000円の3コース
※料金は税込。さらに高額のコースも可能とのこと。
来店時、近隣に迷惑をかけることがないよう店の前ではお静かに。
また、車は前側を店に向けて駐車して欲しいとのこと。


今回利用させていただいたお部屋です。

隣の部屋には4人掛けの丸テーブルがありました。


料理はコースのみのため、メニューは飲み物だけ。


コースのディナー(8500円)をいただきます


よだれどりと香味野菜。


ひとつ上の写真の皿からエビとパクチーを外したものです。
左から順に、白菜の酢漬け、ハタハタ煮込み燻製、ローストビーフ、台湾風メンマ、うづらのバルサミコ漬け、ミミイカ。

酢クラゲ。

ガンスー(豆腐麺)とほうれん草の胡麻和え。

フカヒレとアワビのうま煮。フカヒレはモウカザメのものだそうです。


天然ぶりの油淋鶏。

ゆで餃子にピリ辛ゴマだれがかかっています。

ミルク揚げ。外はカリッとしていて中にはふわふわした白い固形物が入っています。
牛乳や生クリームを揚げたものみたいです。

海老のあっさり炒めいもカゴ入り。カゴの部分はジャガイモで、下に敷かれているのはトマト。

牡蠣を蒸したものと、ニベという白身の魚を使ったお料理。野菜の下に敷いているのは春菊だそうです。

牛ホルスのガイウェイソースがけ。ガイウェイというのは中国語で怪しいとか複雑なという意味だそうです。

干し貝柱とレタスのおかゆ。


杏仁豆腐。イチゴやキウイのほか、シロキクラゲも入っています。

胡麻団子。
まとめ
食事の最後にシェフが登場して、料理の説明など色々と話をしていただけます。
日頃見慣れた町中華とはまったく別世界のお料理ですが、
シェフによると奇を衒った創作料理ではなく、至って王道の中華とのこと。
季節感や素材選びなど、シェフのこだわりも知ることができて良かったです。
こちらの都合で少し遅れ気味でスタートし、質問三昧で迷惑をかけてしまったかもしれませんが、
靴や上着の管理から始まって、寒さへの気遣いやスムーズな配膳、
こちらの食べるスピードに合わせて料理を作っていただいたりと、いろいろな場面で気遣いが感じられる居心地のいいお店でした。
料理はすべて美味しくいただきました。
それぞれは少量づつですが、皿数がとても多く、大食いメンバーも含めて全員が大満足の完食です。
食べログに登録すらない、本当に知る人ぞ知るって感じの隠れ家的なお店ですが、
控えめに言っておすすめです。
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