
四国内で撮影した紅葉の写真を紹介するシリーズ。
今回紹介するのは愛媛県新居浜市の紅葉スポットで「瑞應寺」と「別子ライン」周辺の2カ所。
どちらも別子銅山にゆかりの場所ということで、自然だけでなく歴史好きの方も興味を持って楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。
※撮影日は写真下に記載です。
瑞應寺(ずいおうじ)
新居浜の南北のメインストリート楠中央通りを南に進んだつきあたり。
山すそにあって凛とした雰囲気の禅宗(曹洞宗)のお寺。
多くの僧が厳しい修行をしていることでも有名。
境内のモミジや天然記念物に指定されている大銀杏が色づく頃には大勢の参拝客でにぎわいます。
別子銅山と縁の深い寺院でもあります。


境内に飾られていた菊の花。





池の水面を覆い尽くすイチョウの葉。



いろいろな所が落ち葉でいっぱいに。


靴箱の上に置かれた花梨。
別子ライン周辺
「別子ライン」は新居浜を流れる国領川の上流で約10kmにわたる渓谷の名称。
太鼓まつりで有名な「山根グラウンド」そばにある「生子橋(しょうじばし)」から始まって「マイントピア別子」・「鹿森ダム」・「遠登志渓谷(おとしけいこく)」を経て「東平」への分岐がある「河又」までが別子ライン。
「別子ライン」の“ライン”は道路を示す言葉ではなく、「ライン川」の“ライン”なんだそうです。すぐそばの「東平(とうなる)」地区の愛称「東洋のマチュピチュ」といい、かなり振り切った独特なネーミングセンスです。

「旧端出場水力発電所」。
別子銅山の近代化を推進した大規模発電所。明治45年完成。当時国内最大級の3000kw(後には4800kw)を発電。
上の写真は2023年8月28日撮影。
以下3点の写真は2010年11月25日撮影のもの。随分様子が変わっていてびっくりです。




紅葉の名所「清滝」へは「清滝トンネル」の両側からそれぞれ脇道に入って向かう必要がありますが、現在はどちらの入り口も閉鎖されていて「清滝」へは行くことができません。
以下7点の写真は、現在立ち入ることができないエリアで過去に撮影したものです。




対岸へとわたる吊り橋の上から下を向いて撮影。

水の量がかなり少なめですが「清滝」です。




「別子ライン」をそれて「東平」へと向かう道の途中で撮影。
この辺りは山一面が色づく素晴らしいエリアです。





「東平」の駐車場。左を向けば、確か新居浜の市街地や瀬戸内海が見えていたはず。

標高約750mの「東平」周辺には別子銅山関連の産業遺跡がたくさん残っています。


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