
「新長谷寺」は四国中央市寒川町にある真言宗のお寺で、
平地から山に入ってすぐの所、山裾から中腹にかけて境内が広がっています。
紅葉の時期に何度か訪問して撮影させていただきました。
秋の時期はもちろんですが、春の桜や苔庭、高台からの眺望などいろいろ盛り沢山なお寺さんです。
見どころが多い割に参拝客は少なめなので静かに楽しむことができます。
※写真下に撮影年月日を記載しているので参考にしてください。
「新長谷寺(しんはせでら)」
🔸場所:愛媛県四国中央市寒川町3214
🔸宗派:高野山真言宗
🔸本尊:十一面観音
「新長谷寺」へと向かいます
「新長谷寺」へ向かおうとするとナビは国道11号沿いの「ファミリーマート寒川西店」東側の道を指示して来るかもしれませんが、この道はとても狭いのでおすすめはできません。
新居浜側から向かう場合は、国道11号沿いの「ローソン土居インター店」を過ぎてひとつ目の信号を右折するのがおすすめ。小さな川を渡ってすぐ、薬局などのある交差点です。
その後は道なりに進めば高速道路の側道に出ると思います。広い道を通ってお寺を目指しましょう。

お寺の手前には大きな銀杏の木があってその付近に数台分の駐車場があります。
公衆トイレもあってありがたいですね。
「仁王門」をくぐり境内へと入ります

お寺の入口で撮影。中央の建物は「仁王門」です。

仁王門の下に立って内側を撮影。かなり立派なお寺さんだということが伝わると思います。

境内に入ってすぐアーチ状の石橋がかかっています。

石橋の上に立って下を見るとこんな不思議な水路があります。

ヒノキ(?)の落ち葉で地面の色が変わっています。




石段を登って本堂へと向かいます

ここから本堂までは長い石段が続きます。結構急な石段なので注意が必要です。


石段の途中で振り返って撮影です。

高台の本堂のあるエリアに到着です

石段を登り切ってすぐ目の前に登場するのが本堂です。
お寺入口付近の標高が約60mで本堂のあたりの標高が約100mなので、標高差で約40m登ってきたことになります。


本堂付近からは四国中央市の市街地や瀬戸内海を一望できます。


本堂から少し南に進んだ先にある巨大なモミジです。




本堂南側の小さい門があるあたりで撮影。車で登って来られている方もいるみたいでした。

迂回のスロープを利用して山を下ります

迂回路は石段よりも安全だし、違った風景も楽しめるのでおすすめです。


迂回路のスロープを歩いているときに見つけたサザンカの集団。

帰り際、駐車場のそばで見かけたサザンカの風景です。

駐車場横の銀杏の木の下はぎんなん地帯です。

駐車場のすぐ横で見た鮮やかな赤の風景。
まとめ

手入れの行き届いた境内では四季折々の風景を楽しむことができます。
紅葉の時期にしか行ったことがありませんが、春の桜の時期もおすすめみたいです。
さまざまな花や苔庭、珍しい水路や高台からの眺望なども楽しむことができる盛り沢山なお寺さんです。

おまけ1
高速道路で三島川之江インターから土居インターへ向かう途中、左側の山の中腹に見えます。
画面中央やや左、山の中腹にある大きな建物のあたりが「新長谷寺」です。
高速走行中に見つけると、何かうれしい気持ちになるのは自分だけでしょうか。
おまけ2

「新長谷寺」の前が起点になっている「林道 観音谷線」ですが10年ほど前に一度だけ走ったことがあります。
翠波高原でコスモスの写真を撮った後に地図で見つけた道で、“最短コースかも”などと思ったのが運の尽き。
ずいぶん昔の話なので、現在どうなっているかはまったくわかりませんが、
当時は路面が酷く荒れていて車の底は何度もこするし、道路の両側からは草だけでなく木も伸びてきていたりして、まあひどい道でした。 カーブを曲がっても曲がっても終わりが見えない感じで、夕暮れ時だったせいもあるかもしれませんが永遠にこの道から抜けられないんじゃないかと錯覚するくらい怖かった記憶があります。

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