新居浜駅から車で3分　遊び方いろいろ
「滝の宮公園」・「金子山」

新居浜の市街地の中心部近くにある公園です。

年間を通じて訪れる人が多い公園ですが、桜の季節にはひときわ賑わいます。

遊歩道や登山道が縦横に張り巡らされていて楽しみ方も自由自在。

大型の遊具ができて以降は土日だけでなく平日も賑わっているそうです。

全然観光地ではありませんが、小さなお子さん連れの家族などには特におすすめです。

池の周辺にて

駐車場は公園の入り口付近と、100mほど進んだ所、山の上などにいくつかあります。

池の周囲は遊歩道になっていて、たくさんの人が散歩しています。

池の北側から南方向。

付近ではイノシシの目撃情報が多数。注意が必要です。

ひとつ上の写真とほぼ同じ角度で撮ってみました。

６年ぶりだったみたいで激変です。大きなところでは画面中央左側、池のそばの休憩所の形が変わったことと、そのすぐ奥の山が大規模に刈り込まれてその中央に階段の道ができていたこと。

手前に動物がいるエリアがあって、奥が遊具などのある公園になっています。

昔ヤギや孔雀などさまざまな動物がいたエリアですが、

現在見られるのは烏骨鶏とモルモットくらいです。

2022年3月に完成した大型複合遊具。3〜12歳向けの遊具だそうですがとにかく大きい。

無料で楽しめるみたいで人気が出るのも当然ですね。

オープン当時、満車で駐車場に入れない車の列が長く伸びていたのを憶えています。

奥に慰霊塔があるエリア。写真は2018年のものですが、桜の木が多く、お花見には最適な場所です。

現在（2024年4月）は芝生の張り替えなど整備中で、一部が立ち入り禁止になっていました。

池の南側奥のエリアには健康遊具（腹筋をする器具など）や日本庭園などがあります。

山を登って第２展望台へと向かいます

池の横から第２展望台付近へと続く登山道の登り口付近です。

今回の訪問で一番驚いたのがこの場所。ただの山だと思っていた場所の大変化にびっくりです。

大規模に木が刈り取られた場所は整備中で、階段の両側に桜の木が植林されているみたいでした。数年後にはどんな景色になるんでしょう。

池のそばからずっと続く階段はカーブを描きながら延々と伸びていますが、

比較的歩きやすい階段で、思ったより簡単に登っていくことができます。

階段がいったん途切れ傾斜が緩やかになるあたりにはベンチが置かれていて、

眺望を楽しみながら休憩をすることができます。

時々平坦な道もあったりしながらしばらく歩いたところで見えてくるこの階段が最後の難所です。

一段一段の段差が大きめで若干大変ですが、

この階段を登りきったところが林道になっていて、右に曲がるとすぐ第２展望台があります。

池から第２展望台までの所要時間は10分程度です。

林道の両側には陽光（ヨウコウ）というやや赤みの強い品種の桜が数百メートルにわたって植えられています。

第２展望台。標高は117mあって新居浜の市街地などを見下ろすことができます。

唐突ですが、水たまりに映った桜です。

第１展望台へと移動します

第1展望台へ向かう途中。道の両側に植えられているのは陽光という品種の桜です。

第１展望台のある尾根越しに瀬戸内海が見えています。画面中央左に見える島は高井神島です。

池の横から登ってきた車が駐車する山の上の駐車場です。

以前はここから先、第２展望台方面へも車でいくことができましたが現在は進入禁止になっているようです。

普通に歩いているだけではなかなか気がつかない、

駐車場の脇の一段低いところにキレイなツツジの刈り込みがありました。

中央の桜の枝下をくぐるようにして、第１展望台方面へと進みます。

緩やかな階段を登り開けた場所に出たあたりが「金子城趾」。

南北朝時代から戦国時代にかけてこの地を治めていた金子氏のお城があったそうです。

立派な大きさの枝垂れ桜があります。

第１展望台。

満開の桜の風景に映える女の子のジャケットの赤。お気に入りの一枚です。

まとめ

滝の宮公園や金子山は市民の憩いの場であって、本来は観光目的で訪れるような場所ではありません。

ただ、大型の遊具が出来てからは子供づれの家族さんなど、結構遠くの方も来られるようになったみたいです。

園内はここ数年で色々と整備が進んだようで、安全快適に過ごすことができるようになりました。

縦横に張り巡らされた遊歩道や登山道など、組み合わせを変えて散策することで日々新しい発見があるのではないでしょうか。

池のそばから山を登り、ふたつの展望台を経由して山を降りたとしてもかかる時間は１時間程度。

四季折々の風景を楽しみながら、プチ登山体験もできる楽しい公園です。