
高知県安芸市にある「伊尾木洞」に行ってきました。
名称だけ見ると洞窟探検スポットのように感じられるかもしれませんが、本当の見どころは短い洞窟を抜けた先にあるシダの大群落。
国道沿いの駐車場から100mほどしか離れていない場所で、深い森に迷い込んだような体験ができるタイパ抜群の不思議スポットです。夏でも結構涼しいですよ。
※写真の撮影日は2025年7月28日です(タイトル下及び写真下に日付表記がある3点を除く)。
「伊尾木洞」へと向かいます
高知市から室戸岬を経由して徳島へと続くのが国道55号線。
交通量の多い国道55号線沿いに「伊尾木洞」観光のための駐車場があります。

高知市側から向かう場合、道路の左側にあるのが第2駐車場。
3年前に来た時にはなかったと思うので、その後にできた駐車場だと思います。
安芸市の中心部から約3km、車だと5分くらいで到着です。

「伊尾木洞」の入口は家の後ろのこんもりとした山の真ん中下あたり。画面中央の階段を登って向かえば徒歩1分です。

国道を挟んで反対側(海側)にあるのが以前からあった駐車場で、こちらには観光案内所とトイレがあります。

第1駐車場にある観光案内所では長靴を無料で貸していただけるとのこと。

「伊尾木洞」そばの橋の上に立って撮影。画面中央の暗くなっている所が洞窟の入り口です。
「伊尾木洞」について



「伊尾木洞」は隆起した海底の地層が、波や川の水などにより浸食されてできたもの。
洞窟を抜けた先にある渓谷には約40種類のシダが自生し、それらは国の天然記念物に指定されています。
一ヶ所にこれだけたくさんの種類のシダが生えているのは珍しいことなんだそうです。
高知出身の植物学者・牧野富太郎博士も採集目的で何度も訪問したそうで、
NHKの朝ドラ「らんまん」では神木隆之介さん演じる主人公万太郎初登場シーンの舞台となりました。
「伊尾木洞」に入っていきます

洞窟の入り口です。

薄暗くてひんやりの洞窟内部です。途中、上から水滴が落ちてくる場所があって注意が必要ですが、
洞窟の長さは40mほどなのですぐに出口です。
なお、洞窟内はコウモリの生息地なのでフラッシュの撮影はしないでくださいとのこと。

洞窟を出たあたりで振り返って撮影です。















10cmくらいの小さな魚がたくさん泳いでいました。





渓谷で最後の見どころの滝です。
この滝の横を抜けて舗装路に上がり、海の見える場所などを通って駐車場に戻るのが推奨されているコースでしたが、
シダの写真がもう少し撮りたかったので来た道を引き返しました。
撮影について
「伊尾木洞」の内部はもちろん、その後の渓谷も若干薄暗い感じで、
夏の結構晴れた日でしたが、ISO3200にしてもf9で1/6秒くらいが多い感じだったので、
大きいカメラでちゃんと撮りたい方は三脚持参が必須だと思います。
あと、PLフィルターもこの場所の撮影では効果絶大です。
周辺をお散歩です


上の地図の黄色いPマークの駐車場から出発して、
観光案内板にある“太平洋が見える見晴らし良好ポイント”へ向かって少し歩いてみます。



高台に上がる道を探してフラフラ歩いてたどり着いたのが「伊尾木八幡神社」へと続く道。
結果的には良かったんですが、完全に道を間違ってたみたいです。
神社の石段を上まで上がり振り返ると、家並みの上に水平線が登場です。

かなり個性的な神社の石段でした。

神社の石段下から東に200mほど進むとこの場所に出ます。
ここが「伊尾木洞」散策コースの最後に立ち寄る“太平洋が見える見晴らし良好ポイント”です。


高台から駐車場方向に向かう道はこんな感じでした。


高台から下りてきて初めて分かったんですが、見晴らしスポットに向かう最短コースは、寅さん地蔵のすぐ東側にある、先ほど道だと思わずにスルーしたこの画面中央の津波避難路を奥に進むのが正解だったみたいです。
まとめ
交通量の多い国道沿いにある駐車場からだとわずかに100m、徒歩1分で行くことのできる、これ以上はないでしょうって感じでタイパ抜群の秘境スポットなんです。
地図で見ると洞窟の上には道路が通っているみたいだし、100mと離れていない場所に建物もたくさん建っている場所ではあるんですが、渓谷を歩いているときはそんなことは微塵も感じさせない驚くばかりの大自然なんです。
1時間もあれば十分に楽しめるくらいの感じですので、行かれたことがない方はぜひ一度行ってみてはいかがですか。
コース内は段差があったり、足場が悪かったり、一部では靴が少しだけ濡れる場所があったりもします。足腰の弱い方などは注意が必要です。
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