高知県北川村「モネの庭」の3月末はチューリップ

モネの庭の3月末はこんな感じ

今回掲載の写真はすべて昨年の3月25日に撮影したものです。

去年の3月末はこんな感じでしたってことで参考にしていただけたらと思います。

モネの庭では3月の下旬から4月の上旬にかけてチューリップが見頃を迎えます。

今回はチューリップを中心に写真を撮る人目線でモネの庭を紹介します。

駐車場から水の庭へと向かう途中、目に飛び込んでくるボケの赤。

足元にはユキヤナギの白。

ボルディゲラの庭にあるミモザの木。青空に黄色が映えます。

この時期、水の庭はまだこんな感じ。睡蓮が咲き始めるのはもう少し先、4月の終わり頃からです。

今回の企画は、3月末頃モネの庭ではこんな感じの花が咲いてますよっていう紹介記事のつもりでしたが、昨年の撮影ではチューリップばかりに目がいって他の花の写真はほとんど撮っていませんでした。反省です。

チューリップの丘

下側からチューリップの丘ほぼ全景。

上側からチューリップの丘ほぼ全景です。

チューリップの季節にモネの庭を訪れたのはこの時が初めて。チューリップの丘は水の庭の池のすぐ奥にあります。見た時は興奮しましたね。とにかく素晴らしいです。

で、何が素晴らしいか。写真好き目線で。

① 傾斜地 下と上ではかなりの高低差。平地とは比較にならないほど画面作りがしやすいです。

② 広さ  ボリューム感を表現するのに十分な本数があります。

③ 色   赤・白・ピンク・黄・紫など色とりどりです。

④ 植え方 花の色ごとに大まかなブロック分けがされていますが、きっちりし過ぎず適度に雑なところ、適度に入り乱れているところが素晴らしいです。

⑤ 密度  カメラを構えた時、花と花の間に地面が見えないのがうれしい。所々に植えられたネモフィラ(忘れな草?)の青がアクセントになっています。

同じような写真ばかりになってしまうので、手前に木を入れてみました。

花の庭

花の庭ではチューリップと他の植物がいろいろ一緒に植えられていて、チューリップの丘とは違った感じで楽しめます。

そして、この混栽、ごちゃごちゃ感こそがモネの庭の魅力です。

本日のお気に入りショット

上をバッサリで、中央と下に緑のライン。自分的にちょっと攻めた構図です。

今回のベストショットは、水の庭の池のテラスから枯れ枝越しにチューリップの丘を望遠(300mm)で撮影したこの1点です。右上を歩いている二人の人にまったく気づいていなかったのがちょっと残念ですがお気に入りの写真です。

モネの庭の写真はこちらの写真サイト(パソコンを想定して作成していますがスマホでも見られます)にもアップしてますのでよろしくです。

四国でいろいろ撮ってみた 北川 モネの庭

写真撮影について

今回のような場所、被写体だと広角・望遠両方必要です。

近づいたり離れたり、立ったり座ったりしながら構図を整えてじっくり撮影したいですね。

ヒストグラムをチェックしながら白トビ、黒ツブレしないように注意しましょう。

水面や光沢のある葉っぱなど反射のあるものを撮る場合はPLフィルターがあった方がいいです。

まあまあ歩くことになるので、荷物はなるべく小さく軽くして身軽になりましょう。

3脚は昼間で天気が良ければほぼ不要。もし持っていくなら3脚よりも3段くらいの軽い脚立の方が役に立つかもしれません。

まとめ

自分は自由に動ける日が月に3日しかなく、その3日も天気が悪かったらアウトって感じなので、昨年はいいタイミングで撮影できて本当にラッキーでした。

3月末はまだまだ花の少ない時期ですが、それを補ってあまりあるチューリップの素晴らしさです。

昨年訪問した3月25日はチューリップの丘ではほぼすべての花が満開でつぼみはほとんど見当たらない状況。2〜3日後にはちょっと難しくなるタイミングだったかもしれません。

チューリップは花が開き過ぎたり、傷んでしまった後では写真にするのが難しいので、満開を狙うよりも7〜8部咲きくらいがベストかもしれません。

モネの庭のフェイスブックやツイッターなどで日々更新される開花情報を参考にして、ベストなタイミングで出かけたいですね。

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