
四国山地を下ってきた加茂川が平地に出るちょっとだけ手前、
加茂川と谷川の合流点近くに陶芸家・平井秀和さんの窯「和窯」はあります。
毎年桜の咲く頃にこの場所で「お花見陶芸展」が開かれていることは知っていましたが、なかなか都合がつかず今回久しぶりの訪問です。
※2025年のお花見陶芸展は4月3日で終了です。

「和窯」へと向かいます
国道11号の加茂川橋交差点から国道194号線に入り、
加茂川の土手の上を約3km進んだあたりに石鎚登山口へ向かう道との分岐があり、ここでひとつ目の橋を渡ります。そのまま国道194号を高知・寒風山トンネル方面へと進みます。

1つ目の橋(中野大橋)を渡ってから1.5kmほど進むとこの2つ目の橋(東宮橋)がかかっている場所に到着します。
ここは加茂川の本流と谷川の合流点で、画面右の橋をくぐって流れてきているのが谷川です。
目的地はすぐそばなので、付近で車が停められそうなスペースを探して駐車してください。

東宮橋の上に立って上流方向を撮影。安定のブルーです。

国道沿いに看板が設置されていました。

橋を渡ってすぐ、赤い旗のところで右側に曲がります。
この場所から2つの道が出ていますが、進むのは右側の下り坂になっている方の道です。

ガードレールが途切れているところで折り返します。

画面の中央に見える建物が本日の目的地です。


「和窯」に到着です。

この場所の名称は陶芸家平井さんの仕事場ってことで「和窯」ですが、建物にも「聴流荘」という名称があったりします。
この名称は平井さんがこの建物を引き継ぐ前、もともと住友共同電力の作業員の人達の宿泊所として使われていた時のものだそうです。

東宮橋を渡ってすぐのあたり、国道から下を見下ろすとこんな感じです。
陶芸展はこんな感じです









玄関を入ってすぐ右側の部屋。所狭しと作品が並んでいます。



別の部屋には漆を使用した作品がずらり。



梅花皮(かいらぎ)の器に漆を塗りこんで作った器だそうです。



北側の窓からは加茂川の流れが見えます。
お庭がとっても面白い

竹で作った郵便受けです。

水が流れ込んでいる場所ではワサビが花をつけていました。









建物のすぐ裏側にある桜がちょうど見頃でした。
周辺には椿がたくさん

和窯入り口付近からの眺望。加茂川がS字を描きながら流れています。



「和窯」と川の間はツバキと竹の混合林。
100m以上に渡ってツバキの自生地が続く珍しい景観です。




門のそばから川に降りる道があって、東宮橋の下、谷川と加茂川の合流点まで歩いていくことができます。

不思議な枝ぶりの桜があったので撮影してみました。

足元にはスミレがたくさん。
シャガの群落もあちこちにあったようなので、数週間後には一斉に咲くんではないでしょうか。
まとめ
西条の市街地から10分程度でいくことができる場所なんですが、雰囲気はすっかり山の中って感じの場所で、すぐ横には加茂川が流れています。
「和窯」のご主人である平井さんの陶芸歴は50年以上で、この地で作品を作り始めてからでも10数年が経過するとのこと。あちこちで展覧会もされているみたいです。
ヒゲがとってもお似合いの穏やかな性格の方で、質問にも色々と丁寧に答えていただきました。
日常使いによさそうな成型時の指あとが残る温かみのある器が目立ちますが、展覧会用に作られたと思われる洗練感あふれる作品もあったりして、
とにかく様々な作風の作品が建物の内外にずらりって感じです。
また、「和窯」の周辺は自分のように写真好きな人間の目から見ると庭先や周辺の風景なども含めてあちこち被写体だらけの夢のような空間です。
たらの木を煎じて入れたというお茶もごちそうさまでした。
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