5月の石楠花(シャクナゲ)が素晴らしい
四国霊場第六十番札所「横峰寺」です

四国八十八ヶ所霊場の第60番札所「横峰寺」で撮影した石楠花(シャクナゲ)の風景です。

愛媛県西条市の山深くにあって、寺へと続く遍路道は12番札所「焼山寺」と並んで難所として知られています。

5月の初旬頃、本堂そばの斜面を埋め尽くす石楠花(シャクナゲ)が見頃を迎え、たくさんの参拝客が訪れます。

横峰寺へと向かいます

歩き遍路の難所として知られる「横峰寺」ですが、

昭和59年に林道が出来て以降は、お寺近くの駐車場まで車で行くことができるようになりました。

新居浜方面から向かう場合は、国道11号の加茂川橋交差点を左折、国道194号を経由して石鎚登山ロープウェイ方面へと進みます。

黒瀬ダムの横をしばらく走った後、松山や今治方面からの人が利用する県道142号との合流点を通過してすぐ200mほどで右ななめに進む道に入ります。

ここから駐車場までは一本道なので道なりに進めば大丈夫です。

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横道に入ってすぐ、たくさんバスが停まっている場所の横を通りますが、

ここは「横峰寺」行きの登山参拝バスの発着場です。

往復料金が1800円とかなり高額ですが、狭い林道の運転に不安を感じる方などは利用してもいいかもしれません。

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バス乗り場から3kmほど進んだところに料金所があって、

マイカーで駐車場に向かう場合はここで料金1850円を支払います。

駐車場までの距離は約6km。道は狭いですが、すれ違い用のスペースがたくさん設けられているため運転は思っているほど大変ではなかった気がします。

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山の上(標高800m以上?)にある「横峰寺」の駐車場に到着です。

朝5時台の訪問だったため対向車にはまったく出会わず、所要時間は国道11号の加茂川橋交差点から25分程度だったと思います。

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「横峰寺」へは駐車場から階段で車道へ下り、画面中央の赤い矢印の所から下へ下りていきます。

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寺へと向かう下り坂はこんな感じ。

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下ってきた舗装路が終わり、広い道に出ます。

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少し進むと右側に鳥居が連なったお稲荷さん。ここまでで駐車場から約5分。

「横峰寺」の境内はすぐ目の前です。

本堂周辺にて

駐車場の方からやってきて初めて目にするのがこの風景。

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2006年5月12日撮影。

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2024年5月5日撮影。

昔の写真と同じような角度で撮ってみましたが、中央部分の石楠花がごっそり無くなっていてびっくりです。

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正面の建物が大師堂で、左側は歓喜天(聖天)堂です。

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大師堂の前から上を見上げてみました。

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鐘楼の裏側も一面の石楠花地帯です。

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本堂のすぐ横にたたずむ「星供大師」像。

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標高750mの高地にある「横峰寺」の本堂です。

お寺の正式名称は「石鈇山(いしづちさん) (ふく)()(いん) 横峰寺」。

真言宗御室派で、ご本尊は大日如来です。

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仁王門・納経所周辺にて

本堂や大師堂のあるエリアから一段下ったところに、納経所や仁王門などがあります。

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本堂下の石垣にはこのようなオレンジ色の苔が生えています。

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もみじの木などもあるようだったので、紅葉の時期もいいかもです。

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納経所から仁王門の方へと進みます。

石楠花や杉の大木がとってもいい感じです。

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少しだけ下ったところから、歩き遍路さんの感動を擬似体験ってことで仁王門を見上げてみました。

四国霊場屈指の難所とされる長い坂道を登ってきて、目の前に門が現れた時は相当嬉しいでしょうね。

まとめ

深い山の中、境内横の斜面を埋め尽くす石楠花がインパクト抜群のお寺さんです。

今回はネットなどで花が見頃を迎えているのを確認した上での2024年5月5日の訪問でしたが、

実際の印象としては7割が見頃で、1割がツボミ、2割が枯れ始めって感じでした。

7割見頃ならいいじゃないかって感じですが、2割の枯れた花がどうしても目についてしまいます。

2024年でいうと一番の見頃は5月の2〜3日頃だったかもしれません。

あと、仁王門から500mほど進んだところには絶景スポット「横峰寺奥之院 星ヶ森」があります。

今回は時間がなくて行けませんでしたが、空気の澄んだ晴れた日に出かけてみたいですね。

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