「天然温泉 石手の湯 ドーミーイン松山」宿泊記

松山で一番の商店街「大街道」のアーケードの中に入り口がある立地抜群のホテル。

無料の夜鳴きそばや天然温泉の大浴場、自慢の朝食バイキングなど魅力的なポイントがいくつもあるホテル「天然温泉 石手の湯 ドーミーイン松山」に先日初めて泊まった際の宿泊記です。

2022年度ビジネスホテル・顧客満足度1位を受賞したドーミーイングループのホテルです。

エントランス付近にて

大街道の通りの中央に立って、ホテルの入り口方向を撮影です。

アーケードからホテルへ向かう通路のわきには足湯があります。

利用時間は朝9時から夜8時までです。

画面中央の扉から入るとホテルのロビーで右の突き当たりがフロントです。

ネットで予約を済ませている場合、書くのは名前と電話番号だけで済む簡単チェックイン。

提携の民間駐車場を利用したので駐車券を渡し割引手続きの処理をしてもらいます。

カードキーを受け取り、食事などの簡単な説明を聞いた後、部屋へと向かいます。

宿泊したダブルルームです

廊下に立ち、ドアを開けた状態で内側を撮影です。

入り口ドアの先には再び扉があります。

入り口ドアと内扉の間ですが、入り口から見て

左側にはクローゼットと洗面台、冷蔵庫があります。

逆の側にはトイレがあって、

トイレの横の奥まったところにはシャワーブースがあります。

内扉を開けると、ベッドや机、テレビなどのある部屋です。

ダブルルームの広さは14.9㎡で、いくつかある部屋タイプの中では一番コンパクトな作り。

部屋の一番奥の窓の辺りから、入り口ドア方向を撮影です。

7階で東向きの部屋だったので、眺望はこんな感じでした。

お茶のティーパックや簡単なお菓子が用意されているのはよくありますが、

冷蔵庫におもてなしをご用意っていうのは珍しいと思います。

冷蔵庫で冷やされていたのは、「富山県黒部のまろやか天然水」330mlと、

「なめらか洋梨プリン」。気の利いたサービスです。

ルームウェアはかぶるタイプの長Tと長ズボン。

13階のお風呂や1階の朝食会場へはこの格好でOKです。

ホテル内でのさまざまなサービスです

ドーミーインといえばこの夜鳴きそばです。

こんな時間に食べる人が本当にいるんだろうかって感じで1階に降りたんですが、食事を終えエレベーターを待っている人が10数人、ラーメンができるのを待っている人が約10人、席でラーメンをすすっている老若男女が約30人。大盛況です。

自分もですが、無料って言葉には弱いものです。

ハーフサイズって何処かに書かれていたような気もするんですが、結構ちゃんとした量でした。

すごく美味しいかと言われるとちょっと言葉には詰まってしまいますが、

無料だしありがたいのは間違いありません。

ホテルの公式ホームページから男性大浴場の写真を引用。

お風呂は最上階の13階にあって、お湯は天然の温泉なんだそうです。

サウナや松山城が見える露天風呂などもありとっても快適です。

宿泊させていただいた際には朝風呂限定でりんご湯企画が行われていて、大きな赤いりんごがぷかぷかと湯船に浮かんでました。

午後3時から深夜1時までの間は、さまざまなタイプの風呂上がり用のアイスが用意されています。

朝5時から10時までの朝風呂タイムは、夜アイスがあった場所のすぐ隣で乳酸菌飲料のサービスです。

13階エレベーター前にある休憩スペースの周りには漫画の本棚があります。写真はその一部です。

1階のフロントとエレベーターの間あたりには無料で歯ブラシなどを持ち出せるコーナーがあります。

1階ロビーではウェルカムドリンクのサービスがあって、コーヒーなどを無料で飲むことができます。

大人気の朝食バイキングです

1階のレストラン入り口に立っている看板。

レストランの入り口には係の人がいて、席に案内してくれます。

案内された席の上に番号札を置けば席が確保されたってことで一安心。

何往復かして好きな食べ物や飲み物を集めます。

この小さいお椀におかずが少しづつ入っているスタイルは素晴らしいと思います。

裏方の人たちは扱う皿の数が増えて大変だと思いますが、客の側から見ればとてもありがたいサービスです。

サラダやスクランブルエッグ、鯛のムニエルなどは自分で取り分けるスタイル。

左上の写真がこの朝食の目玉的な扱いになっている鯛飯の素材。

出汁の入った赤いお椀で卵をとき、ネギやごま、刺身と混ぜ合わせたものをご飯にかけて食べる南予風の鯛飯です。

いろいろと美味しいものがありましたが、自分的には右下の写真の鯛の赤だしのお味噌汁が一番印象的でした。

食後のデザートはフルーツやロールケーキなど。

飲み物はポンジュースや牛乳、コーヒー、ティーパックの紅茶などでした。

徒歩5分圏内をお散歩です

ホテルを出てすぐ。大街道と二番町通りの交差点付近。

20〜30mほど進めば三越の大街道側の入り口です。

厳しい状況の中、大規模リニューアルを終えた松山三越ですが、まだまだ迷走中の感じ。

最近、デパ地下にはコープが入りました。

「萬翠荘」。

大正時代に松山藩主の子孫・久松伯爵の別荘として建てられたフランス風の洋館で国の重要文化財。

すぐ手前には「坂の上の雲ミュージアム」もあります。

夕暮れ時の愛媛県庁本館。昭和4年の建築です。

中央の緑のドームが印象的。門の左右に柑橘の木があるのが愛媛らしいですね。

県庁付近から望遠レンズで東方向を撮影。

画面中央が路面電車の大街道停留所。松山市の中心部です。

友人によると松山には唐揚げの人気店が2店あるらしく、

今回寄らせていただいたのはそのうちの一軒、電車通りを挟んで三越の斜め前にある「スリーヴァーチュー」。

ソーセージやサラダなどもいただきながら大ジョッキを2杯。

味、接客ともに申し分のないいいお店でした。

まとめ

とにかく立地の素晴らしいホテルです。

「大街道」は目の前だし、「三越」や「萬翠荘」、「坂の上の雲ミュージアム」、「松山城ロープウェイ乗り場」などは徒歩5分圏内。「県立美術館」や「いよてつ髙島屋」まで歩いたとしても10分程度です。

オープンしてからまだ数年なので施設はとてもキレイで、豪華な感じこそありませんが必要なものはすべて揃ってる感じです。

今回部屋にパソコンを持ち込んでいたんですが、手を伸ばせば椅子に座ったまま冷蔵庫の飲み物が取れるというコンパクトな配置が不精者の自分にはありがたかったです。

部屋は決して広くはないし、眺望ももうひとつでしたが、

さまざまな施設やサービス、スタッフの対応なども含めてトータルで考えると

とても居心地の良いホテルでした。

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