毎年春先に開催されている牧野植物園の「ラン展」に、ようやく行くことができました。
漏れ伝わってくる情報から、予想はしてましたがすごいことになってました。
わずかな入園料だけでこんな奇跡のような展示が見られることに感謝です。
当日撮影した写真三十数点を使って簡単にご紹介です。
※写真の撮影日はすべて2024年2月19日です。
初めての牧野植物園 ラン展です
高知県立牧野植物園
第18回ラン展「ランと恋して ~ようこそ!魅惑のランワールドへ~」
開催期間:2024年2月10日(土)~3月3日(日) 9:00〜17:00
場所:南園 温室
あいにくの雨。高知にいる間中やむことはありませんでした。
正門ではなく中門から入場して「ラン展」が開催されている温室へと向かいます。
温室の入り口になっている筒状の建物で上を撮影。吹き抜けになっています。
温室の中へはこの自動ドアを抜けて入って行きます。
「ラン展」限定だと思いますがインパクトのある光景です。
珍しいランや、香りに特徴があるランなどを展示するコーナーがありました。
壁や屋根などが花で覆い尽くされている通路があって、記念撮影スポットになっていました。
えっこれもランですか。いろいろあるんですね。
一方、これぞランって感じのお花もありました。
白バックを用意していただけるのはありがたいですね。
竹の前で、すくすくと伸びているように見えるランの不思議な風景。
木から生えているようにしか見えません。
「ラン展」の時期に見頃を迎え、それをキープするって本当にすごいこと。
ほとんどのランは鉢植えではなく、地面や木から生えています。
まるで、花を生けているように見える寄せ植えも出口付近のハスのあたりにいくつかありました。
温室の高さは約17m。背の高い木々もたくさんです。
出口のすぐ横にあった「カイドウツバキ」。鮮やかな色と肉厚の花びら?が独特です。
温室を出て園内をぐるり
温室から下に降りたところにあるハスの池。
あいみょんがテレビで歌ってたのはこの場所だと思います。
少し赤みが強いタイプの桜。多分満開です。
こんこん山へ向かう途中、振り返るとさっきまでいた温室が見えました。
こんこん山広場。春に向けて着々と準備中です。
朝ドラ「らんまん」でお馴染みの「バイカオウレン」。
シーズン終盤で、ほとんどの花が散ってしまっていました。
展示館にて。
牧野博士の人生を時系列で紹介するコーナーや、さまざまな植物を紹介するコーナーなどがあります。
NHK朝ドラ「らんまん」関係者のサインも飾られてました。浜辺美波さんとあいみょんさんの文字の雰囲気の違いが面白かったです。
展示館を出て本館へと向かいます。
売店やカフェ、企画展示などもある本館です。正門から入る場合はこの建物で券を買って入園します。
まとめ
初めての牧野植物園ラン展です。
雨の月曜日だったので土日などと比べると比較的空いていたんだとは思いますが、それでも結構たくさんの人。
一方通行でどんどん前に進んでくださいみたいなことを言われてたので、もう一度撮影したい場所などは戻らずに再入場で対応することにして、結局3周しました。
すごいと思ったのが、ランの花を鉢植えで見せるタイプの展示がむしろ少数で、地面や木から生えている自然な感じの方が多かったこと。どうやったらこんなことが可能なんでしょう。
また、会期中ずっとこれだけのクオリティーを維持し続けるのは並大抵のことではないはずです。
通常と同じ入園料だけで楽しむことができるこの奇跡の展覧会。おすすめです。
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