90分「砥部」散歩。
窯元が集中するエリアをのんびり撮り歩きです

愛媛県砥部町で「砥部焼の里」を散策です。このエリアに足を踏み入れるのは初めて。

「砥部焼伝統産業会館」の駐車場に車を停め、周辺を歩き回ってみることにしました。

伝統産業会館でいただいた地図を頼りに窯元の集中しているエリアを目指します。

坂を登ったり下ったりを繰り返しながら約90分撮り歩きを満喫です。

※2時間の予定の散歩だったため、窯元などは一切訪問しておらず、道路上から町の雰囲気を感じただけの薄〜い記事になっています。

「砥部焼伝統産業会館」を出発

「砥部焼伝統産業会館」では砥部焼の歴史などを紹介している有料ゾーンには入らず、

受付で地図をいただき、おすすめのコースを教えてもらった後すぐに出発です。

砥部が舞台となった映画『未来へのかたち』で登場した聖火台だそうです。

「坂村真民記念館」から「陶祖ヶ丘」を経由して「砥部町陶芸創作館」へと続く“陶板の道”では、地面などあちこちに陶板が埋め込まれて展示されています。

坂道や石段を登った先にあるのが「陶祖ヶ丘」。

砥部焼の歴史を作ってきた先人たちを讃える像や塔などがあります。

砥部焼は砥部町を中心に作られる磁器で、約240年の歴史があります。最近はさまざまなデザインのものが登場してきてますが、厚手でぼってりとしたフォルムと白地に呉須の藍色で絵付けされているのが主な特徴。投げても割れにくいということで“喧嘩焼”とも呼ばれます。

砥部焼の変遷がわかりやすく展示されています。

現在は磁器の産地として有名な砥部ですが、江戸の中期までは陶器だったんですね。

坂を下る途中左側はずっと柑橘畑でした。

散策中あちこちで煙突を見かけます。

「砥部町陶芸創作館」の周辺にて。

「砥部町陶芸創作館」ではろくろや絵付けの体験ができるそうです。

「砥部町陶芸創作館」の裏手では発掘復元された登り窯を見ることができます。

「村の駅 五本松」。

空き家だった古民家を活用してオープンした接待所で、さまざまな窯元で作られた“そば猪口”を展示販売しているそうです。

当日はお休みだったみたいで立ち寄れませんでしたが、そば猪口はぜひ見比べてみたいし、付近の窯元の案内などもしていただけるとのこと。次回砥部に行くことがあるとしたら一番に行ってみたい場所です。

途中いくつもの窯元を横目で確認しながら先へと進みます。

窯元さんだと思いますが、土壁がとってもいい感じです。

「鷹見橋」の先で道は大きく曲がり坂を登って「陶里ヶ丘」へと向かいます。

「陶里ヶ丘」は比較的最近できたと思われる整備された街並みで、

窯元や陶磁器の販売店などが軒を連ねるエリアです。

まとめというか要望

「砥部焼砥部焼伝統産業会館」でいただいた地図を参考に周辺を歩いてみましたが、

平日とはいえ、約90分の散歩中に観光客らしき方に一度も出会わなかったのがちょっと残念。

自分のように陶磁器に興味がある人も少なくはないはずですが、いきなり窯元を尋ねるのは迷惑かもしれませんし敷居が高い感じで躊躇してしまいます。

ただ、予算は限られていても何かは欲しいし話も聞きたいんです。

窯元の集まる地域で足を止めるためのとっかかりが何か欲しいんです。

有料の散歩プラン(1000円程度で途中休憩場所でのお茶代と小さな砥部焼商品の引換券などを含んだプラン)などあれば、敷居はグッと低くなる気がするんですけどね。

「村の駅 五本松」がどのような施設かは現時点ではわかりませんが、

対面でわかりやすくそれぞれの窯元の特徴や他との違いについて説明してもらうことができたらありがたいですね。次回砥部に行った際には立ち寄ってみたいと思います。

以上、最末端弱小ぐい呑みコレクターとしての意見でした。

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